クイックトスの基本とコツ

クイックトスが上手く出来ますか?
クイック攻撃には、A、B、C、Dなどがあり、それぞれのパターンによってトスの方向や長さは変わってきますが、共通するのはどちらも素早く打たないと効果がないので、低く速いトスが基本になります。

クイックトスの基本

 

そして、オープントスなどの球筋の長いトスとクイックトスとの違いは、肘の動きをあまり使わないことです。

 

オープントスは、ボールをキャッチする時に肘のバネ(曲げ伸ばし)と手首の返しを使って行いますが、クイックトスはあくまでも速さが最優先になるので、肘の曲げ伸ばしを少なくし、手首でボールをコントロールします。

 

 

そして、ジャンプすることで、高い位置でボールをとらえて、ボールをあまり引きつけずに瞬時にボールを送り出します。クイックトスのコツとしては、手首の使い方次第で速さが決まります。

 

その為、肘をあまり曲げずにボールをとらえて、手首だけでボールの引きつけと送り出しが出来るようにスナップを十分に使い、指でボールを弾くようにトスを出すことです。

 

クイックトスの種類は、レフト方向に短いトスがA、長いのがB、セッターの後ろのライトへの短いバックトスがC、その後ろの長いトスがDです。

 

 

Aはボールを置くように斜め上に短いトスを出します。出来るだけお互いの距離は近い方が良く、スパイカーのの振り上げた手の前にボールを置くような速いトスが理想です。

 

Bはネットの白線に沿うぐらいの高さで平行に長めに出し、ジャンプするスパイカーの手を目標に速いボールを送ります。

 

Cは、Aのタイミングで後ろに出しますが、おこなう瞬間まで相手に読まれないようにすることが大切です。その為、前に出すトスと同じフォームを長く保つようにし、手首で弾くように短く後ろに出します。

 

 

Dはバックトスから離れた低い平行トスを出します。(体を反らせる角度を深くして距離を出します。)

 

CとDは、セッターがバックトスでスパイカーのタイミングに合わせた速いトスを出すのでかなり難しく、高度なテクニックが必要になるので、まずはAクイックなどの前に出すトスが上手く出来るようになってから、バックトスでのクイック練習を行った方が良いでしょう。

 

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